豆々しく2026

2026年最初の企画は、恒例の豆特集です!
ろばの家の、豆皿と豆料理を百倍たのしむ試み
『豆々しく2026』
会期:1月24日(土)~2月1日(日)
時間:12時~18時
*会期中も月曜日・火曜日はお休み
参加作家(敬称略):瑛生(九谷美陶園)、加藤かずみ、櫻井薫、関口憲孝 ほか
料理協力:藤原奈緒(あたらしい日常料理ふじわら)
お豆・乾物・書籍:べにや長谷川商店、田中海産、Giacomo Santoreliほか
1月31日(土)奈緒さんによる料理教室「あたらしい乾物料理」
*詳細・お申込み方法は後日こちらのHPおよびSNSなどに掲載します。
毎回人気のこの企画、はじめての開催は2018年でした。
ママろばがつくば市の図書館で偶然出会った一冊の美しいレシピ本、伊藤美由紀さんの「地豆の料理」に触発されて豆料理の奥深さに目覚めたのがきっかけでした。
現在は絶版となってしまったこの素晴らしいレシピ本のお陰で、乾物のお豆でつくるお料理の幅が一気に広がったのでした。
「お豆料理って、思ってたより簡単。そして、ものすごくおいしい」
そのことに気が付いてしまってからのろばのウチでは、今ではパパろばの十八番となったレンズ豆のスープ、お豆の女王と勝手に呼んでいる白花豆のマリネや青えんどうのペイザンヌ(田舎煮)など、次々に乾物豆を使った定番レシピが誕生しました。
お鍋に水を張りお豆を放り込んでおけば、あとはただ茹で上がるのを待つだけ。皮を剥く必要さえないので肉じゃがよりも簡単です。包丁もまな板も使わず、お鍋一つで完成するお豆料理は、実は、超初心者向けのお料理でもあるのです。
先の伊藤美由紀さんの本が絶版となると聞き、なんとかデジタル書籍としてでも復活してもらえないかと懇願したのですが「お豆のレシピ本なんて、時短時短の今の世の中では人気がないんです。」という信じられない返答。
いやいやいやいや~~~、これこそ本当の時短でしょう。確かに、お豆によってはお水で戻さなければなりません。しかし、その間ほったらかしでよいのです。夜寝る前にお鍋にセットして朝起きて火をつければコーヒーを淹れて身支度をしている間に茹で上がります。これ以上の時短料理があるものですか!このご時世だからこそ、お豆料理のコスパタイパの良さを主張しなければなりません。
超簡単で超美味しくて、その上ヘルシー。お望みとあらばエシカル、環境にも優しい持続可能な作物であることも付け加えておきましょう。
わたしたちの「こんなに美味しいのに!」というもどかしさに、共感してくださった方がおりました。
あたらしい日常料理ふじわらの藤原奈緒さん。昨年、東京から北海道長沼に移住されたばかりの彼女もここ最近、お豆料理に夢中だとのこと。
お正月にお邪魔したアトリエでご馳走になった「紅しぼりとゆり根の炊き込みご飯」は、お豆とゆり根のホクホク感を揃えるように炊き上げてあり、そこにお手製の刻み塩レモンを好みで加えて食すのです。塩レモンを加えるのは美由紀さんのレシピだとか。さすがに上級者向け、うむう絶品!とおかわりしてしまいました。が、そのレシピでさえ聞いてみればシンプルの極み。
なぜ、お豆料理は難しいと思われてしまうのか?
「美由紀さんの代わりに、わたしがやるしかないかな。伝道師」とつぶやく奈緒さんに、今回お料理教室をやっていただくことになりました。
あたらしい日常料理ふじわら、藤原奈緒さんによる
「あたらしい乾物料理ふじわら」企画。1月31日につくばで実施します。
豆料理に限らずひじきや切干大根など栄養価が高く食物繊維もたっぷり、ヘルシーでアレンジ自在の乾物は、もっともっと注目されていい優秀食材。なんてったって常温で保存しておけます。冷蔵庫にお肉屋お魚がなくたって、おもてなし料理にもなる素敵な一皿が、簡単にできてしまう。
そういえば、当店で人気の食材の中でもリピート率の高さでは1位、2位を争う田中海産さんの寒ひじきも、奈緒さんにご紹介いただいたものでした。
そして、奈緒さんのアトリエでも証明されましたが、地味な乾物料理をことさら美しく、特別に見せてくれるのはやっぱりうつわ。好きな作家さんのお気に入りのお皿は、いつもの常備菜だって一段も二段も格上げしてくれます。
今回はろばの家の企画展常連の関口憲孝さんや加藤かずみさんをはじめ、企画展は初の参加となる益子の櫻井薫さん、石川県の九谷焼の窯元「瑛生」さんなどにご参加いただき、彩り豊かな豆皿が並びます。豆皿豆鉢以外にも、お豆料理が映えるうつわをあれこれ、とびっきりのお豆・乾物レシピとともにお届けしますのでどうかお楽しみに。
2026年、あたらしい乾物料理に挑戦してみてください。










