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  • 2025年08月12日

    ひと口で、世界も未来も変えてしまうトマト ラ・ルーパ。

    イタリア・ラツィオ州、ボルセーナ湖を見下ろす火山灰土壌が広がる場所に、元映画監督...

robanoie

うつわとおいしい暮らし
茨城県つくば市にある小さなお店です。
8月は金、土、日曜のみOpen
●お問い合せはwebshopのお問合せからのみ受け付けてます。

明日の土曜日16日、日曜日17日のプチイベントのお知らせです。

【ろばデモvol.1 : ケイパーを使いこなす】

ろばでもできる簡単クッキングのデモンストレーション&試食会を行います。
第1回目のテーマは「ケイパー」

イタリア、シチリア島では欠かすことのできない食材の筆頭「塩漬けケイパー」。

8年間のイタリア生活のうち3年近くをシチリアで暮らしたママろばが、帰国後も15年以上ずっと作り続けている塩漬けケイパーの定番メニューや新たに生まれた傑作メニュー(自称ですが…)のなかから、特に手軽ですぐにでもおうちで試していただけるメニューを選んで店頭でご試食いただこうと思います。

使用するのはもちろんアリアンナ・オッキピンティのケイパー。

イタリアでも出会ったことがないほど低塩分の塩漬け。ケイパーの塩味で調味するなら塩抜きいらずです。毎日とは言いませんが、間違いなく一度も使わない週などないというほどわたしにとっては欠かせない食材です。

ケイパーを使うのはイタリアンのパスタや煮込みの時だけ、と思っている方も多いかもしれませんが、ママろばは和洋中、ジャンルを問わずいろいろなお料理に使っています。こんなに使い切れない…というお声を聞くこともあるのですが、そんなそんな、こんなに簡単で時短な食材を使わないなんてもったいない。

ケイパーが入るだけで磯を思わせる風味だけでなく、旨味まで増すのでサッと和えるだけで長時間煮込んだり熟成させたような手の込んだ雰囲気になるんです。
発酵食品の強みですね。

明日は、
①基本のケイパーバター(チーズのような味に…ワインが進むう~)
②あとは茹でた麵を和えるだけ!のシチリア風ケイパーペースト。
(そのままブルスケッタのパテにもなります)→これだけは塩抜きします。
③ケイパーの白和え(洋風アレンジ&和風アレンジ)
(明日は洋風アレンジのトマトの白和えを用意します。呑める白和え!)
の3種をご試食いただきます。

上記の3種類とその展開例を随時デモンストレーションも交えて少しずつお味見していただく予定ですのでお気軽に遊びにきてくださいね。

レシピやコツなども伝授いたします。
…というほど複雑なお料理はありませんが。それでも、レシピを読むだけなのと実際に食べてみるのとでは「これならできそう」感が違いますよね。

ご予約不要。明日、明後日だけ限定でこの絶品ケイパーを特別価格で販売いたしますのでおまとめ買いも大歓迎です。ふるってご参加くださいませ。

ご試食・特別販売分ともに数量限定・なくなり次第終了です。また直前でメニューが変更となる場合もありますのでおゆるしを。

営業時間は12時~18時ですが、デモ&ご試食は16時までとさせていただきます。また、ご試食は数に限りがありますので時間内でも終了している場合があります。あらかじめご了承ください。

デモは初めての試みで、ちょっとドキドキです。ママろばがしゃべり倒して手が止まってしまう可能性もあり、もたつく場面も(十分に)ありえますが、慣れないものであたたかい目で見守っていただけますと幸いです。

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長文失礼します。 約1haほどの小さな 長文失礼します。

約1haほどの小さな畑は、地形や土壌の違いから11の区画に分けられ、400を超えるトマト品種をはじめ、約1,400種類もの古来種作物が共生する驚異的な場所、ファットリア ラ・ルーパ。

元映画監督ジョナサン・ノシターが2016年にイタリア・ラツィオ州、ボルセーナ湖を見下ろす火山灰土壌の地に開いた農場では、祖先伝来の種の復活や生物多様性の回復という、ナチュラルや有機という言葉ではくくりきれない再生型農業の実践に挑戦しています。

自然交配を避けるため、品種ごとに手作業で受粉を行うほか、近隣の板金職人に特注した湯煎器を使い、85℃以下で穏やかに加熱し、限りなく生に近い形で瓶詰めします。塩や調味料は一切加えず、ヴィンテージごとに異なる風味と濃度(時に濃厚だったり、水のようにさらさらだったり)をそのまま閉じ込めたラ・ルーパのトマト瓶は、まさに「一期一会」。長年付き合いのあるナチュラルワイン生産者たちと同じ哲学で農産物に向き合っています。

映画『モンドヴィーノ』や『Resistenza Naturale』で培った地域性・個性・人間との対話への温かな視点が、いまは農業というフィールドで、「ありのままのテロワール」をトマト瓶に映し出す情熱のなかに活かされています。

早速、「チェント スコッケ」種でパスタを作ってみました。

トマトの味をストレートに感じられるよう、ソースには一切塩を加えず、パスタを茹でる湯に控えめに塩をするにとどめ、オリーブオイルだけで仕上げました。
ごく控えめに言っても、これはもう衝撃の味。撮影に集中するパパろばを「ちょっと、今すぐこの出来立てをひと口食べたほうがいいよ!」と遮ってしまったほどです。

正直、これまでイタリアでも日本でも食べたどんなパスタよりも鮮烈でした。

「世界一美味しい」とは言いません。でも、これは人類にとって大切な何かを教えてくれる、未来を守る味だと強く思いました。

異なる品種を食べ比べてこそ、この瓶詰の本当の価値がわかります。同じトマトでも品種が違えば味わいがこれほどまで変わるのかと驚かれるはずです。ちなみにジョナサンは、同一品種でも畑の区画によって風味が変わると断言します。

究極のグルメ、最高級の希少品種トマト、三ツ星レストランシェフ御用達の瓶詰…そういったきらびやかな謳い文句とは無縁のジョナサン・ノシターの愉快なトマトたちを家で食べながら、世界へと、未来へと、旅するように思いを馳せていただけたら…そう思ってつけたタイトル、

Travelling without moving with tomatoes 
一皿のトマトで世界を旅する」

‥どこかで聞いたことのある英文ですが(笑)、このトマトの鮮烈な味わいが私たちに見せてくれる風景は、本当に旅に出て見知らぬ土地で感じるような、新鮮な感動を与えてくれると思います。

詳細はHPの最新記事で。
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夏の漆。 漆器は冬の印象が強いかも 夏の漆。

漆器は冬の印象が強いかもしれませんが、実は結露しにくく保温・保冷にもたけているので冷たいものを食べるのにもよいのです。

パパろばがささっと作ってくれたヴィシソワーズがとっても美味しかったのですが、冷たいスープってぬるくなるの嫌ですよね。温かいものが冷めることよりもダメージが大きいかも…。

小林慎二さんのまゆ椀は、洋風のスープにも違和感なく使えるジャンルレスな形が特徴。せっかくの漆をお味噌汁だけに限定するのはもったいない。スープやシチューにもちょうどよく、冷たいうどんもちょっと格上げされた雰囲気に(笑)。
ろばのウチではかなりの頻度で食卓に登場します。

何年も使い込んで奥行きのある艶が出てきたまゆ椀の黒。スープが映りこむ様子は涼し気で、しっとり夏の漆もいいなあ…と。

漆の黒や赤には、案外と夏野菜の鮮やかな彩りも合うのです。
得意のちかえりゴーヤ(レシピはnote.ろばのウチにあります)も赤い漆だとご馳走に見えますね。

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ヴィーガンでなくとも、乳製品アレルギーがなくても、ただ「美味しい」という理由で飲んでいただきたい、そんなオーツミルクに出会いました。

作家の船串篤司さんの工房にお邪魔した時に出してくれて初めて知りました。
「え?これお砂糖入っていないんですか?なんだかミルクティーみたいな味!お~いしい!」
「入っていないんですよ、これ、おいしいんですよ」

と言ってキッチンから持ってきてくれたのがこのパック。

鴨の着ぐるみを脱いでコーヒーを飲んでいるサングラスの人というシュールなイラストでなんとも味のあるパッケージ。後で調べたらHuman Madeとのコラボデザインでした。

優しいミルクティー色で、お砂糖を入れなくてもオーツの自然な甘さとふわりと芳ばしい風味があり、そのままストレートでも美味しく飲めます。牛乳のようなコクがありつつ後味はスッキリ。さっぱりとして夏にもいい。

もともとイギリスのコーヒー専門店がカフェオレを美味しく淹れるために開発したものだそうで、早速お店のエスプレッソマシンFaema e-61のスチーマーでラテを作ってみましたが、なるほどキメの細かい泡も立ち優しい甘味で上品なカフェラテができる。

チャイも作ってみましたが素晴らしく美味しくできました。そして、後味がとても軽い。

これは、完全に代替品の域を超えています。

植物性であることは、健康や環境に良いことはもちろん実際の飲み心地や飲んだ後の感じ方、体調が動物性のそれとは大きく違うことが、数値やデータを抜きにして体感できるようになりました。ある程度の年になったということなのかも。更年期世代には、やはり嬉しいことが満載なのです。

一番驚いたのは、飲んだ後に全くと言ってよいほどカップに汚れがついていないこと。加熱した牛乳の汚れってなかなか取れないですが、洗剤など使わなくてもちょっとすすぐだけでもスルリときれいになる。

これが動物性油脂と植物性油脂の違いかあと納得してしまいました。

健康志向だけでオーツミルクを選ぶつもりはないですが、ミルクパンを洗う時など、これが血管のなかにこびりついたら動脈硬化につながっていくのもわかるなあ‥と。

とはいえわたしは牛乳、大好きですよ。ジャマイカカッフェで淹れるカフェラテなくしては一日が始まりません。

それでも歳とともに、牛乳がやや重たく感じることも多くなってきたので、軽い飲み物が欲しい時にはオーツミルクという風にしようかなと思っています。

美味しくて体にも優しいものが自分の周りにまた一つ増えた、それをよろこべるだけで十分なんです。

もちろん、アレルギーやダイエットで牛乳や豆乳を避けたい方なら、このオーツミルクの素直な美味しさ、とってもおすすめです。ぜひ一度試してみてください。

 

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