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味の手帖
  • 2023年10月18日

    自分が贈られて嬉しいギフトNo.1『味のカレンダー 食べること366日』

    自分が贈られたら絶対嬉しいものは?と言われたら真っ先にあげたい、心からおすすめの...

robanoie

うつわとおいしい暮らし
茨城県つくば市にある小さなお店です。Open12時〜18時
●お問合せはwebshopの問合せもしくはmail〔atelierhitokaze@gmail.com〕までお願いします。

味のカレンダー2026が入荷します

日々のちょっとした時間に眺めたり
子供と一緒にみたり
カレンダーをネタに献立を考えてみたり
ちょっと笑えるネタもあったり
英語名はこういう呼び名なんだ!?
みたいな驚きがあったり
眺める時間は短いけど楽しい時間のカレンダー

多方面で活躍されているライターの
皆さんコラムは
単に食材の豆知識だけにとどまらず
日本・世界各国で食べた忘れられない味や
名店が供する悶絶のひと皿、
と思うと地方のB級グルメが登場したり

毎年全く違う内容で365日
よくネタに困らないものだと
思っていましたがいやはや
これなら話題が尽きることなど
永久になさそう

執筆する人の個性によって語り口も
変わるため、面白おかしく書いている日が
あれば、「い、今すぐ食べたい!!」と
居てもたってもいられなくなるほど

美味しそう~~に描写されて
いる日もあり、「え?そうなの?知らなかった!」
仰天する知識を授けられてしまう日もあったり…

まあ飽きません
愛らしいイラストにコラム
もちろん贈り物にもばっちりです

店頭は週末までには到着します
ウェブにも掲載しました

#日めくりカレンダー 
#味のカレンダー2026
#ろばの家 
 #味の手帖
ピエトロ・ロマネンゴのパネットーネのご予約締切は明日までとなっていますのでお知らせしました。

あのジューシーなマンダリンオレンジの砂糖漬けが贅沢に沢山混ぜ込まれた特別なパネットーネ。

毎年、春先まで少しずつカットしながら大事に食べています。常温で真空にしているわけでもないのにいつまでもしっとりもっちりの柔らかさが続くのが不思議でなりません。

そんなに美味しすぎると連呼されればカンディータ自体のお味も気になってしまいますよね。

先日のイタリア展で来日した8代目フランチェスコが仕上げたカンディータやマロングラッセ、特別に分けていただきました。

彼が工房に入ってから劇的にクオリティが上がったと、輸入元のノンナ&シディの岡崎社長が前々から話していましたが、確かにカンディータの艶やかさとふっくら具合が中が違います。

実は通常、砂糖漬けの最後のグラッセ工程は、ロマネンゴで研修を受けた日本のパティシエが日本で仕上げています。

イタリアからは瓶詰めのシロップ漬けの状態で送られてくるのです。
氷のように薄いお砂糖の膜は繊細で、湿度差や気圧差に耐えられないのです。

こんなコンディションのカンディータを食べられる機会は、それこそイタリア展くらいでしかありえないですよね。

一緒に、わたしもパパろばも愛してやまないドライタイプのシュガーボンボンも到着しました。
これ、何年も前からまた日本に輸入して欲しいとお願いし続けてきた悲願の品。
液体タイプのボンボンとは砂糖の生地が違うのです。
グラニュー糖を敢えて溶かさずにシャクシャクの霙状の歯ごたえを持たせたボンボン。液体タイプには入っていないチェリーやバニラのフレーバーが混じっているのもたまりません。

さあて、これから秋本番。ろばの家のおやつ界隈はかなり危険ですよ。覚悟してくださいね(笑)。

#pietroromanengo 
#ピエトロロマネンゴ 
#ろばの家
ろばの家恒例の「おやつの時間」では初回から常連でいらした村上雄一さん。

23年、24年と飛ばしてしまいましたが今年はきちんと参加していただけることが決まり、こころ踊る気持ちを隠し切れないママろばでございます。

1度しかお会いしたことがないというのに、なんとも気が合うように思えるのは、無類の食いしん坊ぶりが彼の発信のあらゆるシーンから垣間見れてしまうからに違いありません。彼ほど美味しさの本質を客観的に追求している陶芸作家をわたくしは存じあげないのです。えらそうに断言するほど陶芸家さんに知り合いがいるわけではございませんのに、直感というものでしょうか。

この空白の2年間に生まれていた作品や、ろばのウチでは1日たりとも使わぬ日はあるまいというほど愛着のあるなます鉢を手始めに、マカイ丼やオーバルプレートなど定番中の定番が届くことが決まり、朝に夕にとソワソワ暮らしておりました。

おやつの時間の準備体操くらいのつもりでおりましたが、いざ届いた作品を紐解いておりますと、準備でこれなら本番には気を失ってしまうのではと心配になるほどの出来栄え。

いかにも村上さんらしいうつわたちを指でそっとなぞるだけでも幸せな気持ちになるのでございます。

お初にお目にかかる陰陽芙蓉手や青磁宋唐草は、陰影の美しさをぜひ見ていただきたいものです。無機質に見えがちな磁器を、淡く透明感のあるやわらかい影が有機的に見せる優れた意匠と思います。

マカイ丼やなます鉢に関してはすでに言葉を尽くしてしまいましたので、過去の記事をご覧いただけたらと思う次第です。

そうそう、入れ子に仕舞うことのできるマカイ丼を見ていてふと思ったことがございます。

今年からひとり北海道で暮らすことになった長男が、4点だけ自分で荷造りした器の中のひとつが、村上さんの真っ青なオーバル皿(現在は廃盤)でございました。

他に、4歳の時から愛用している白山陶器の白磁飯碗と、小林慎二さんの羽反り椀、パパろばが若いころから愛用しておりましたいかにもラーメン鉢という趣の龍と鳴門模様の描かれたどんぶり。それに、ヤマハの発表会で記念品に配られましたライオンの図案がプリントされたプラスチックのコップ。

六畳一間の寮には食器棚もなく、共同キッチンにはものを置きっぱなしにしたくない(いつ誰が使ったんだかわかないフライパンがうずたかく積まれていると嘆いておりました)とのことで、そのくらいが限度と言って、わたくしが勧めるうつわを断わりながら、その4点だけを新聞紙で包んでゆきました。

今にして思えば、この入れ子になったマカイ丼をひと揃え持たせてあげれば万事解決だったのにと口惜しくなります。ラーメン鉢一個分のスペースで、ご飯、汁、麺もの丼ものすべてをまかなえるゆえ、一人暮らしの殿方にはさぞかし理想的と申せましょう。

あとはこれに、大きめのお皿…できれば四角や楕円のものでも一枚あれば、と思ったところでそれをすでに自ら選んでいるのですから、息子の審美眼もなかなかのものです。
このオーバルのようにカレーライスもオムライスも、はたまた朝食のトーストや目玉焼きといった組み合わせも受け止めてくれる変形のお皿というのは、お客のあったときにも気が利いていてたいそう活躍してくれる、頼もしいお皿と思います。

飲み物を飲むのにせめて陶器のマグカップをとも思いましたが、物持ちのよい息子の、中学一年でやめてしまったピアノの稽古をしのぶつもりでもあるのか、プラスチックでも愛着のあるコップを選んだということもまた微笑ましく、まっすぐに育ってくれたなあと誇らしいような気持にもなったエピソードでございました。

光熱費込で月額19800円ほどの、六畳一間の寮で暮らす息子にこのマカイひと揃えを送ってあげることは親切となるのか余計なおせっかいとなるのか、悩ましいところでございます。

そうそう、その息子が「ママも使っているからいいよ」と遠慮しておりましたものに、いかにもこれを手に取らぬことは一日たりとてない、というほど愛用しておりますのがなます鉢でございます。青磁、米色の2色が届きましたが、ウチでは息子が青磁、娘が米色、と誰が決めたわけでもなく使い分けていたこともよき思い出です。

あらゆる副菜にちょうどよく、果物はことさらに美しく収まる。先日サンマに栗ご飯、初モノの梨という秋の風情たっぷりの夕餉にもこの鉢を使い、とくと眺めておりました。

なんにでも使える手ごろな鉢を探していた方などは、こちらをお選びになるとよいでしょう。使い勝手において重宝するだけでなく、なまめかしいような曲線に心を奪われる、そんな魅力的な鉢でございます。

わたくしの話す様子がいつもと違いますのも、お客様にぜひにとおすすめされて拝読した、佐藤雅子さんの「季節のうた」というご本があまりに素晴らしく、人生のバイブルと影響を受けてしまったからでございます。

またママろばが感化されて変なことをしていると、笑い飛ばしていただけましたら嬉しく存じます。
(次回からはいつもの調子に戻ろうと心に決めております)
※今回村上さんのオーバルプレートは届いておりません。あしからず。

#murakamipottery
#村上雄一
#ろばの家
#佐藤雅子
#季節のうた
8月に大好評だったサマージャムセットのアンコール企画。

ジャムマニアのママろばがイタリアで2トップとあがめるCainoの木苺ジャムとグリーンレモンのジャムに、今年食べてその瑞々しさに感動、イタリアのジャムよりも”杏らしさ”が出ている気がしたmidolisさんの無農薬あんずのジャムに…

我らがベッカライさんの定番食パン、トーストをセットにしてお届けします。

よくよく考えてみたら、ベッカライさんの食パンをセットに組み込んだのは初めて!
一番ジャムに合うのにどうして今まで選ばなかったんだろう…とハッとしました。

ちゃんと食事として成り立つ数少ない食パン…なんと表現したらよいか…パンは食事なんだ、と思い出させてくれる味、食感だと思います。
全粒粉入りで栄養価も高く、がっちり厚めのクロスタができるまでしっかり焼いてあります。ふわふわ食パンがお好きな方にはお勧めしません。

Encore Jam Set
夏のセッションを、もう一度。

イタリア・カイーノの女性シェフが手づくりした木苺とグリーンジャムに、ブロートツァイトさんの「ジャムにあうトースト」をセットにしました。

最後の在庫を集めた、特別なアンコールセットです。
ジャムが主役の、やさしいハーモニーをお楽しみください。

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